ロブロックスが年齢推定機能を全ユーザー向けに拡大する計画を発表
新しい年齢推定テクノロジーと今後の展望
本日、当社は今年末までにプラットフォーム上の通信機能を利用するRoblox(以下、ロブロックス)の全ユーザーを対象に、年齢推定機能を拡大する計画を発表します。 顔年齢推定 テクノロジーと 本人確認書類による年齢認証 と認証済み保護者の同意を組み合わせることで、単にアカウント作成時に入力されたユーザー年齢に依存するよりも、このプロセスがより正確なものになります。 この情報に基づいて、現実世界で知り合いである場合を除き、成人と未成年者間の通信を制限する新しいシステムも導入します。 このような追加の安全対策を設けることで、ユーザーの発達段階に適した機能やコンテンツの提供が可能になります。 私たちは、この対策が他のゲームやソーシャルメディア、通信プラットフォームも取り入れられるようなスタンダードとなることを願っています。
当社は、あらゆる年齢を対象としたプラットフォームとしての長期的なビジョンの一環として、これを実施しています。 将来的に全プラットフォームに対して年齢認証を義務付ける法律が可決されるか否かに関わらず、当社は通信機能の安全性に対する当社の取り組みが他のオンラインプラットフォームの模範例になることを期待しています。
強力な基盤を作る
当社のユーザー、クリエーターコミュニティ、保護者、立法機関の議員も皆、私たちと同じことを望んでいます。それは、ロブロックス上でのプレイや 学習、利用を青少年にとって安全なものにすることです。 当社は安全システム、ポリシー、内容審査ツールの改良と最適化に取り組みながら、この分野でイノベーションし続けています。
2025年1月以降、100件以上の安全に関する取り組みを公開しました。 これには、「信頼できるつながり」のような 年齢に応じたコミュニケーション のための新しいツールや、子供を危険にさらす可能性のある行為の早期兆候の検出を促す新しいオープンソースのAIシステムである みまもり機能、ロブロックス・センティネル、音声とテキストのフィルタ処理の継続的な改良が含まれます。 また、通常は無害なバーチャル空間内で大勢のユーザーが当社のルールに違反している場合、サーバーを検知し、停止する新技術を導入しました。
この技術を拡張し、アバター検出モデルを改良することで、このようなシーンをスキャンし、ルールに違反したアバターを監視・管理できるようにします。 また、当社は トップクラスのレーティング機関に加盟 し、プライベートな空間を描写した「集いの場」ジャンルのバーチャル空間を制限し、レーティングがついていないバーチャル空間をプレイできないようにするために バーチャル空間ガイドラインを拡張 しました。さらに、 R指定バーチャル空間の年齢制限を17歳から18歳 に引き上げました。
このような取り組みは、ロブロックスにすでにある多重構造の安全システムを基盤としたものです。 他の多数のオンラインプラットフォームとは異なり、ロブロックスではプラットフォーム上で交わされるすべてのテキストチャットを積極的に監視し、ユーザー間での画像共有を防止しています。また、13歳未満のユーザーがプライベートチャットやボイスチャットを利用できないようにする初期設定を採用しています。さらに、不適切なコンテンツをブロックするため、公開チャットの伏字フィルタ処理も行なっています。 ロブロックスは 保護者コントロール 機能を提供しているので、ご家庭でお子様に最適な初期設定にカスタマイズできます。 私たちは、完璧なシステムというものはなく、すべての問題あるコンテンツをロブロックスに表示されないようにすることはできないことを認識しています。 保護者の方がお子様にインターネット上の安全について話し合えるように 参考資料を提供 し、お子様のロブロックスでの活動について詳しい情報を伝える ツールの提供 を行なっているのは、そのためです。
当社は、あらゆる年齢のユーザーが年齢に適した方法で利用・制作・共有できるプラットフォーム作りを続けていきます。 今後も進捗状況を皆さんにお知らせし、最新情報をご報告できる日を楽しみにしています。