当社の安全システムと保護者コントロールに関する大幅な更新
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最も年齢層の低いユーザーを対象とした組み込み保護機能と、保護者の方々がより見やすく管理・監視でき、簡単に利用できるツールの大幅なリニューアルをします。
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当社は、13歳未満のお子様が使用できる通信機能にまつわる組み込み制限機能を調整しています。
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保護者の方はお子様のデバイスからではなく、ご自分のデバイスから保護者コントロール機能にアクセスし、お子様のスクリーン時間を監視できるようになりました。
これまでも現在も、安全は当社のすべての企業活動の根幹にあります。 過去約20年にわたり、当社は強固な安全システムを構築してきましたが、新しいテクノロジーの登場とともに当社のシステムも常に進化させています。 当社は、安全やポリシーに関するシステムへの定期的な更新を実施しています。 今年はすでに30件以上の改善を実施しました。 本日、当社は保護者コントロール機能への大幅な改善、13歳未満のユーザーによるRoblox(ロブロックス)での通信機能の使用方法、新しいコンテンツ分類表示、低年齢層ユーザー向けの組み込み保護機能を含む当社の安全コントロール機能への最新リニューアルについてお伝えします。 当社は、本日このような大規模なリニューアルを発表できることを嬉しく思います。
これらの変更内容は、聞き取り調査、ユーザビリティ調査、保護者や児童の内部アンケート調査、児童の安全やメディアリテラシーの分野における専門家との協議などを含む複数の内部調査の後、発案・導入されたものです。 当社は、以下を実施することで最も年齢層が低いユーザー向けの変更を行なっています。(1) 保護者の方がお子様の設定をより直感的に操作でき、管理しやすいようにすること (2) 保護者コントロールとは別に、組み込み制限機能の更新による特定の安全機能の提供。 これらの変更は、全米メディアリテラシー教育協会(NAMLE)やファミリー・オンライン・セーフティ・インスティチュート(FOSI)を含むパートナーからの支援を受けて実施されました。
FOSIのCEO、スティーブン・バルカン氏は、「FOSIは、年齢層が最も低いユーザーの安全を優先するRobloxによる継続的な取り組みを称えます。 子どもたちの活動を柔軟性をもって意味のある方法を使って監督できるようにする新しいコントロール機能を提供して保護者に力を与えることで、Robloxはより安全なデジタル環境の構築に向かって重要な一歩を踏み出しています」と述べています。
保護者コントロールの更新
保護者権限つきアカウント: 当社は、すでに 保護者コントロール機能(課金制限を含みます)を提供してきましたが、これはお子様のアカウントから管理されていました。 本日、当社は保護者の方がお子様と一緒にいなくてもお子様の活動への制限を調節し、監視できるリモート管理機能をリリースします。 お子様の活動をさらにきめ細かく監視したい保護者の方は、本人確認書類かクレジットカードを使用して本人確認をした後、お持ちのRobloxアカウントをお子様のカウントに紐づけできます。 アカウントを紐づけした後、保護者の方は保護者コントロール機能にアクセスし、お子様の体験を管理することができるようになります。
お持ちのアカウントとお子様のアカウントを紐づけする方法は、こちらをクリックしてください。.
友達リストとスクリーン時間の監視: 当社の長期的なビジョンの一つは、保護者の方がお子様のRobloxに費やす時間を監視し、制限できるようにするためにきめ細かな管理機能を提供することです。これは当社の調査で保護者にとって重要なことだと判明しています。 「保護者コントロール」ダッシュボードで保護者の方は、お子様の過去1週間の平均スクリーン時間やお子様の友達リストを閲覧できるようになりました。 保護者の方は、お子様が1日に画面上で過ごすスクリーン時間に上限を設定できます。 上限に達すると、お子様は翌日までRobloxにアクセスできなくなります。
当社の保護者コントロール機能について詳しくは、新しく更新した 保護者ガイド をご覧ください。
通信機能の組み込み制限機能
人とつながることは、Robloxでの体験の中核となるもので、当社は安全性を念頭に置いてこれを促進したいと考えています。 今後数ヶ月間にわたり、13歳未満のお子様によるプラットフォーム上での通信機能の使用方法を変更していきます。 組み込み済みの内容規制フィルタや通信における内容審査のルール は、今後もあらゆるチャット機能と13歳以上のすべてのユーザーの方々に適用されますので、お知りおきください。
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13歳未満のユーザーは、ゲームまたはバーチャル空間の外でRoblox上で直接、メッセージの送受信ができなくなります。(プラットフォーム内チャットとしても知られています。)
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また、当社は 13歳未満のユーザーがゲームまたはバーチャル空間内でしかメッセージを公開できないように制限する組み込み制限機能の設定を導入します。 13歳未満のユーザーは、初期設定で他のユーザーと直接、メッセージの送受信をすることはできません。 保護者はこの設定を [保護者コントロール] で変更できます。
当社は、安全システムを常に進化させ、リニューアルし続けています。 当社は、チャットを安全なものにするために常に努めており、あらゆる年齢層のユーザーの方々がRoblox上で安全に通信機能を使ったり、交流したりできるように新しい方法を模索しています。 リニューアルの大部分は、本日から実装を開始しています。 その他に、当社はクリエーターコミュニティと共にすべてのバーチャル空間に変更を導入できるように積極的に取り組んでいます。 これらの変更内容は、すべて2025年第一四半期までに導入される予定です。
コンテンツ成熟度の制限
コンテンツ分類表示: 当社は、お子様や保護者の方と緊密に協力し、Robloxのプラットフォームについての知識や皆さんが求めている情報や制限の仕方、当社のプラットフォーム上での安全や活動、通信に関する懸念について理解するよう努めてきました。 子どもの成長のスピードは様々で、内部リサーチと 外部リサーチ から、子どもが関わるコンテンツの種類について、保護者がどこまで受け入れられるかどうかは様々だということが分かっています。 年齢だけに基づいてバーチャル空間を分類することは、さまざまな背景を持つご家族の皆さんが持つさまざまな期待にお応えできるものではありません。
本日、当社は利用できるコンテンツの種類についての簡単な説明をお知らせします。 「バーチャル空間ガイドライン」は、「コンテンツ分類表示」に名称変更され、今後は推奨年齢によるバーチャル空間の仕分けはなくなります。 その代わり、当社はバーチャル空間で予想されるコンテンツの種類に応じてバーチャル空間を分類表示します。 これらの更新では、保護者の方がお子様に何が適切かについて十分な情報に基づいた決定を下せるように内容を明確化してあります。
当社は、最も年齢層が低いユーザー向けに組み込まれている成熟度設定をリニューアルしました。 現在、9歳未満のユーザーは、「極少」か「軽度」(初期設定)にしかアクセスできないようになっており、「中程度」は保護者の同意がなければアクセスできません。 保護者の方は、お子様にとって最も適切だと思われるレベルを選択するオプションがあります。
年齢制限つきバーチャル空間: 従来のレーティングシステムはコンテンツに適用されますが、年齢レーティングの決定にユーザーの言動を考慮に入れていません。 当社は低年齢層のユーザーには制限をより強くする対応を取っており、特定のバーチャル空間で見られるユーザーの言動の種類に基づいて13歳未満のユーザーには、現在は特定のバーチャル空間へのアクセスに年齢制限を設けています。 これらの新しい制限は、主に友達リストに入っていないユーザーと交流するために設計されたバーチャル空間や、黒板やホワイトボード、スプレーペイントなどを使った自由に書き込みや描画ができるバーチャル空間に適用されます。
年齢に応じた設定: Robloxでは、お子様の年齢層が変わると組み込まれたアカウント設定が自動的に更新され、お子様の成長に応じた設定を行なっています。 当社は、保護者やお子様に現在のRobloxの使用状況や今後使用すべき適切な機能、組み込まれた設定を更新すべきかどうかなどを話し合う場を設けていただきたいと考えています。 こういった会話を円滑に進めるために、当社はお子様の年齢に応じた設定への変更について、お子様と紐づけされた保護者の方に変更が施行される30日前に通知いたします。
安全第一の継続的な取り組み
新しい製品を設計する際、当社では必ず考慮するようにしている重要なことがあります。 当社は、基本的に遊ぶためのプラットフォームであり、これは閲覧やコンテンツの消費が中心のネット上にある他の場所とは異なっている点です。 創立以来、当社には日々、増加していく低年齢層のユーザーがおり、低年齢層のユーザーがRoblox上で安全に過ごせるように支援したいと考えてきました。 当社は、安全を非常に重視しています。
当社は、児童の安全やメディアリテラシーに特化した団体や子どもの発達に関する専門家からの貢献やサポートに感謝いたします。 このような専門家の方々には、情報提供や当社の更新内容の精査、保護者にもお子様にもできるだけ利用価値の高いコントロール機能を作れるような見解の提供をして頂きました。
全米メディアリテラシー教育協会(NAMLE)の事務局長、ミシェル・シューラ・リプキン氏は、「メディアリテラシーの専門家として、安全対策の向上、リスクの軽減、プライバシーやセキュリティといった重要な内容について一緒に考える機会を保護者の方々や子どもたちに提供する取り組みを称えます。 全米メディアリテラシー教育協会は、Robloxと提携し、青少年のためにネット空間をより安全なものにするというRobloxの取り組みをサポートできることを光栄に思っています」と述べています。
ネット上の安全性に「完璧」はありません。当社の全体的な取り組みは、系統的に思慮深く行なっています。 当社は、保護者が保護者コントロール機能の使用を選択するかどうかに関わらず、Roblox上でお子様の安全を守るために、ポリシーとシステムを定期的に更新しています。 当社の目標は、Robloxを最も安全で最もネットマナーのあるオンラインプラットフォームにすることです。それが子どもたちや保護者の方々、当社の投資家の皆様、当社にとって正しいことだからです。