Roblox(ロブロックス)がIPライセンス供与のセルフサービスを開始
大規模な作品とコラボレーションを実現
当社は7月に、Roblox「ライセンス管理」と「ライセンスカタログ」で構成されるライセンスプラットフォームを立ち上げ、IP(知的財産)ホルダーとクリエーターのコラボレーションに対する拡張可能な取り組みとして、厳選した人気の知的財産をRobloxのクリエーターの方が利用できるようにしました。 本日、このプラットフォームの次段階を開始し、対象となるすべてのIPホルダーのご参加を歓迎いたします。
このライセンスプラットフォームを立ち上げたのは、IPホルダーとクリエーターがプラットフォーム上で共同作業する仕組みを根本から変えるためです。 新しいこのシステムは、従来は長期交渉や一部のスタジオとの提携関係に限定され、長い間複雑なままだったIPライセンス手続きを劇的に簡素化するものです。 今や対象となる全クリエーターが、即座にかつ標準化された条件で、IPのライセンス使用を確保できるようになりました。 このプラットフォームにより、クリエーターの方は人気のIPが登場するバーチャル空間の構築が可能になり、発見機能の改良やプレイヤーベースの拡大、収益アップの機会を増やすことができます。
IPホルダーと各ブランドには、「ライセンス管理」が、アクティブユーザー数1日平均1億5150万人というRobloxの大量の積極的なオーディエンスに対して効率的にプロパティをライセンス供与できる、便利なセルフサービスツールを提供します。1対象となるIPホルダーは自己のIPを登録後、カスタマイズした条件と収益分配(通常10〜25%)でプラットフォームライセンスを設定します。IPの使用状況は自発的にスキャンされ、合意に基づく収益が自動的に徴収されます。
次のステップ:セルフサービスライセンス供与の開始
本日より、「ライセンス管理」をセルフサービス化します。 これにより、大手スタジオから登録済みIPを持つブランドまでの対象となる全IPホルダーが、Robloxで使用するためにIPを提供可能となり、対象の全クリエーターはそのIPをバーチャル空間で使用するため申し込むことができます。 このアクセスの自由化は当プラットフォームの多様性と柔軟性を高め、グローバルなIPとクリエイティブな開発の理想的な場所として、Robloxの地位をさらに確立するでしょう。
早期の成功を祝って、カタログを拡大
創立パートナーであるライオンズゲート、Netflix、セガ、講談社との最初のローンチ以来、クリエーターコミュニティからは大きな需要と強い関心が寄せられています。 クリエーターからは、利用可能なIPのセレクションからこれまで総数1,500件以上のライセンスリクエストが提出されており、ライセンス供与パートナーシップに対するコミュニティの関心がいかに強いかがわかります。
この初期の勢いは、さまざまなフランチャイズ間のコラボレーションの成功にすぐさま反映されています。 現在は、『イカゲーム』、『トワイライト』、『ソウ』、『ブルーロック』、『グランド・イリュージョン』など、利用可能なIPタイトルに基づくバーチャル空間が登場しています。
The Squid Game:Mr Ducky StudioがNetflixの保有する「イカゲーム」IPを活用して制作。160万回以上のアクセスを獲得。
ライセンスカタログは現在も拡大し続けており、最近ではMattel(マテル)社が展開する人気のPolly Pocket(ポーリーポケット)とStreet Sharks(ストリート・シャークス)が追加され、近々Skibidi Toilet(スキビディ・トイレ)も加わる予定です。 こちらのプラットフォームでは、あらゆるIP保有者の方々を歓迎しています。今後、セルフサービスのプラットフォームを通じて新しいライセンスが次々と加わっていくことを期待しています。
当社では、コミュニティの創造性を活用し、大勢のオーディエンスとつながっていただくためにも、対象となるすべてのIP所有者の方々にIPの提出をお勧めしています。 クリエイターとIPパートナーのこの取り組みは、まだ始まったばかりです。ライセンスの供与を拡大し続ける中で、革新的なバーチャル空間が生まれることを楽しみにしています。
12025年9月30日までの四半期。