Robloxでのお子様の体験をパーソナライズするための保護者用の新ツール
- 各家庭が望むかたちでRoblox(ロブロックス)を利用できるよう支援する3つの新しい保護者コントロール機能の追加提供を開始。
- これには、保護者がお子様がつながる相手を制限する機能、お子様のプレイ時間が最も長いバーチャル空間を確認する機能、アクセスできるバーチャル空間を制限する機能が含まれています。
- リニューアルした「安全センター」に掲載してある保護者向けの新しい安全ガイド、その他の資料、ツール、ノウハウを提供中。
安全は、Robloxにおけるすべての業務の根幹をなすものであり、特に低年齢のユーザーの安全は重要です。 当社は安全システムへの投資を継続的に行っており、2024年には40件以上の安全機能の強化を導入しました。 これには、低年齢層ユーザー向けに組み込まれた保護機能や新しいコンテンツ分類表示、13歳未満のユーザーのプラットフォーム上での交流方法の制限などが含まれます。 本日より、保護者は新たに3つのツールにアクセスして、お子様が特定のバーチャル空間にアクセスすることを制限したり、お子様の友達リストにある特定の人をブロックしたり、お子様のプレイ時間が最も長いバーチャル空間を確認したりする機能が使用できるようになり、お子様のRoblox上での活動をよりきめ細かく管理できるようになります。
今回の発表は、2024年に当社が「保護者がお子様のRobloxでの活動をきめ細かく管理できるようにする」という目標を明らかにした際に行った 保護者コントロール機能の大幅な更新に続くものです。 子供達は自分なりのタイミングで成長していきますが、保護者が子供にネット上でどの程度の時間をどのサイトで誰と一緒に過ごすのを良しとするかは異なります。 当社は保護者コントロール機能の開発で透明性と使いやすさを優先させ、保護者にとってできる限りシンプルで取り入れやすいようにしました。 また、保護者がこのような管理機能を実際に使うかどうかに関わらず、当社はRobloxを体験する低年齢層ユーザーの安全を最重要視していることを述べておきます。
こういった更新内容は、インターネット空間の安全性に関する当社の主要な提携先の多くから支持されています。 ConnectSafely社のCEOであるLarry Magid氏は、「特定の友達やRobloxのバーチャル空間をブロックするツールを提供することで、子供がRobloxのゲームをどのくらいプレイしているかを可視化することができ、保護者は子供がプラットフォームを安全に利用できるようさらに効率的にサポートできるようになります。 Robloxは一貫して、子供をインターネット上のリスクから守りつつ、Robloxを楽しめるようなツールを保護者に提供してきました 友達とバーチャル空間をブロックする保護者向けの新ツールは、子供が安全にRobloxを利用できるようにサポートする方法をさらに充実させるものになるでしょう。 安全性と楽しさや冒険は両立できるものなのです」と述べています。
これらの新機能に加えて、当社は保護者などを対象とした安全に関する資料やツール、ポリシーなどの資料を集めた 安全センター もリニューアルしています。 ここでは、最新のコミュニティ基準、規約違反を報告するツール、透明性レポートに関する情報や、業界の進化に合わせて知識やベストプラクティスを共有するために当社が提携しているグローバルな安全専門家や組織に関する情報をご覧いただけます。 この取り組みは、あらゆる体験における透明性、ネットマナー、そしてユーザー保護に対する当社のコミットメントを強化するものです。
また、当社はオープンソースの音声安全分類器の新しいバージョンも公開します。 このモデルにより、1日あたり8つの言語で数百万件分のボイスチャットを人間の内容審査スタッフよりも正確に審査できるようになりました。 当社は、「安全性」はRobloxという枠を超えたものであることを認識しています。当社がAI安全性モデルをオープンソース化し、先般、デジタル安全性に取り組む非営利団体である ROOSTの創設メンバーになったのはそのためです。
保護者コントロールの設定
これらの新しい機能を使用してお子様の活動をさらにきめ細かく監視したい保護者の方は、本人確認書類かクレジットカードを使用して本人確認をした後、お持ちのRobloxアカウントをお子様のカウントに紐づけできます。 アカウントを紐づけた後、保護者は保護者コントロールからお子様の使用状況を管理できます。
特定の友達のブロック
前回の更新内容では、保護者がお子様の友達リストを閲覧できるようにしました。 保護者がお子様の友達をブロックする機能では、お子様にダイレクトメッセージでやり取りをして欲しくない友達リスト上のユーザーをブロックできます。 さらに、Robloxポリシーに違反していると思われるお子様の友達リスト上のユーザーを保護者が報告できるようになりました。 ユーザーのブロックを解除したい場合は、保護者コントロールで簡単にブロック解除できます。 13歳未満のお子様は、保護者がブロックしたユーザーをブロック解除することはできません。 ただし、保護者に対してブロック解除をお願いするリクエストを送信できます。
特定のバーチャル空間のブロック
保護者には、お子様がアクセスできるバーチャル空間の種類を決めるアカウントの コンテンツ成熟度レベル を確認または変更する設定機能を提供しています。 本日、お子様が参加できるバーチャル空間を保護者がきめ細かく管理できるバーチャル空間のブロック機能をリリースします。 例えば、保護者がお子様に「中程度」のコンテンツ全般にはアクセスを許可してもいいけれど、「中程度」のカテゴリに表示される特定のバーチャル空間にはアクセスさせたくないという場合もあるかもしれません。 バーチャル空間のブロック機能は、保護者がお子様にアクセスさせたくない特定のバーチャル空間をブロックできるようにするものです。
保護者コントロールのコンテンツ制限のセクションに「ブロック済みバーチャル空間」というセクションが表示されます。 ここで保護者は、特定のバーチャル空間を検索し、ブロックしたいバーチャル空間を選択できます。 ブロックボタンを押すと、このバーチャル空間をブロックするかどうかを確認するポップアップ画面が表示されます。 すべてのブロック済みバーチャル空間のリストは、ブロック済みバーチャル空間のセクションに表示してあります。 お子様は、設定ページにある「ブロック済みバーチャル空間」のセクションでこのリストを確認し、特定のバーチャル空間へのブロックを解除するために保護者の同意を求めることができます。 ただし、13歳になるまでは、自分でブロックするリストから項目を削除することはできません。
お子様のスクリーン時間について詳細を表示
保護者は、すでにお子様の1日のスクリーン時間を確認したり、制限を設定したりすることができるようになっています。 今回のアップデートにより、保護者はお子様がRobloxでどのように時間を使っているかをさらに詳しく把握できるようになりました。 保護者は、お子様が過去1週間で最も長い時間を費やしたバーチャル空間上位20本を合計時間からランキング表示できます。 お子様にアクセスして欲しくないバーチャル空間を見つけた場合は、そのバーチャル空間をこのリストか上記で説明した「ブロック済みバーチャル空間」からブロックできます。
当社の安全センターのリニューアルと新しい保護者コントロール機能の導入は、 Robloxをはじめとする インターネット上の安全 を確保するために、ユーザーに年齢に応じた最適なツールを提供するための取り組みの一環です。 Robloxでは、保護者の方が保護者コントロール機能を使用するかどうかに関わらず、お子様の安全を守るためのツール、ポリシー、システムを定期的に更新しています。それが子供たちや保護者の方々、投資家の皆様、そして当社にとって正しいことだからです。 Robloxは、人々が自信を持ってインターネット上の世界をナビゲートし、ポジティブな体験を創出するためのツールと教育を提供することに全力を尽くしています。