バーチャル空間の活用でRobloxが起こす求人革命
人材獲得チームの目標は、求人をインタラクティブで魅力的な体験にすることです。 志願者の興味を引き、Robloxのテクノロジーと文化を伝え、つながりを促進し、Robloxの一員となる喜びをファーストコンタクトの時点で感じさせるツールが必要とされています。 競争の激しい今日の環境でベストな人材を呼び込むため、求人プロセスの一部を丸ごとRobloxのプラットフォーム内に構築しようとしています。 Robloxインダストリースペースは面接段階にある採用希望者を迎えるために作られた新しいバーチャル空間です。
求人用スペースとしてはRobloxキャリアセンターが初の試みで、去年8月に運用開始。若い採用希望者に足を運んでもらいました。 アクセスは500万回を超え、求人について検討したり、採用担当者と交流したり、ライブイベントや面接に参加したりと活用されていました。
基盤となるのはキャリアセンターの成功
Robloxキャリアセンターの目標はRobloxの認知度を高め若い人材の関心を集めることでした。新しいやり方で採用担当者たちと関わりを持てるように、という目論みもありました。 1年間の成果とフィードバックから、キャリアセンターの影響力ははっきりと見てとれます。
交流のための強力なツール
キャリアセンターはRobloxの採用情報サイトを力強く支えてくれました。 というより、ピーク時のトラフィックはキャリアセンター(バーチャル空間)の方がWebサイトの3倍で、滞在時間は4倍でした。 キャリアセンターを訪れた人の中には、Robloxの開発しているテクノロジーについて深い理解を得られるし、どういう形で働くことになるのかもよくわかると語ってくれる人もいました。
「最初の面接の後にキャリアセンターに行ったら、これから自分がRobloxの一部になるんだなって感じがしたね」7月からエコノミーグループ所属のソフトウェアエンジニアとなったヘイリー・ビクスラーさんの言葉です。 「キャリアセンターのおかげでRobloxをリアルに理解できたし、Robloxにいる自分をイメージできた。 会社についてもっと知りたいと思ったし、活動に興味を持ったんだ」
2月よりRobloxに採用されたユーザーグループ担当のソフトウェアエンジニア、ラファエル・スニコさんはこう語っています。「応募前からRobloxとの関わりはありましたが、内部のエンジニアがどういう形で働いているのか理解できていませんでした。 やはり直接見ると発見があります。 脳のあちこちが熱くなるのを感じましたよ。Robloxの中で体験したんですから」
人材獲得チームはキャリアセンターでバーチャルなイベントをこれまで3回開催しています。その中には2回、Roblox社員と座談会ができる機会もありました。 参加者からもその内容や形式が興味深いと評価されています(平均で10点中7.9点)。
キャリアセンターの大型イベント
ソフトウェアエンジニアのライアン・チャンさんは7月からRobloxのユーザーグループチームに勤めています。「製品内部でふれあう機会があるなんて面白いよね。Robloxについて深く知れる。 ボイスチャットのおかげで他の採用希望者と話すこともできた。アットホームな感じがあったね」
Robloxインダストリースペース:キャリア経験者向けの新しいスペース
Robloxインダストリースペースのロビー
若い採用希望者向けのキャリアセンターの成功を受けて、業界でキャリアを積んでいて面接段階にある人たちにも同様の効果を期待したいと思うようになりました。 5月にはRobloxインダストリースペースがリリース。 このバーチャル空間もRobloxへの関心を集め採用希望者のエンゲージメントを高めるために設計されています。
キャリアを積んだ方々に、活力あるプラットフォームを目指し常に発展と革新を続けるRobloxの最新の姿をお見せしたいと思っています。 Robloxの中でテクノロジーを直接体感し、仕事について知っていただき、企業文化を感じていただくためのスペースです。
代表的なスポットを紹介します。
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アバターミュージアム – Robloxのアバターの進化を紹介。新規作成もできます。
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ポッドキャストラウンジ – デイヴ・バシュッキがお届けするテックトーク・ポッドキャストをお聞きいただけます。
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イノベーションラボ & テックセンター – Robloxのイノベーションとそれを支えるテクノロジーを深く理解できます。
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オフィス – Robloxで働く人々から、Robloxで働く喜びを直接聞くことができます。
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セントラルプラザ – バーチャル空間を特集し、Robloxで何ができるかをお見せします。
最近採用されたシニア機械学習エンジニア、ジェイソン・シエさんはTrust & Safetyエンジニアリンググループで働いています。インダストリースペースがRoblox観の形成に役立ったようです。 「なんてユニークで協力志向の文化なんだと思いました」とシエさんは語っています。 「他の場所で面接を受けた時は、企業文化を知るのは難しかったですね。だから新鮮です。 Robloxの場合は、ここが居場所になるんだなとすぐに思いましたよ」
新しい方法でRobloxとつながる
素晴らしい成果が得られていますね。これからも公式バーチャル空間を制作して、多くの人々に届けたいと思っています。 9月にはBrands Experienceがリリース。ブランドやエージェンシーにRobloxを知っていただき、広告ソリューションを実際に見学いただけます。
プラットフォームを求人などの分野に活用する方法を模索して、アイデアにあふれ、学びになり、誰もが夢中になれるスペースを作り続ける所存です。 採用を希望する方も、ブランドを宣伝したい方も、Robloxが未来の働き方をどのように形作っているか学びたい方も歓迎です。今がその時です。
11年間 (8/10/23 – 8/9/24) でキャリアセンターは500万アクセスを突破
2キャリアセンターのアクセス数。採用情報サイトのアクセス数と比較 (8/8/24 – 9/8/24)
3キャリアセンターの平均プレイ時間。採用情報サイトの平均セッション時間と比較 (8/8/24 – 9/8/24)
410段階の評価による。質問は「内容や形式にどれくらい引き込まれましたか?」(n=61)