ハント第一弾から未来の大規模イベントについて考える
- ハント第一弾に3400万人のユーザーが参加。プレイ時間は総計1億2800万時間、完了されたクエストは2億1200万個。
- 100のクリエーターチームがバラエティ豊かなバーチャル空間に新クエストを制作。
- ユーザーやクリエーターから、未来のコミュニティイベントをより良くする知見が得られました。
先月は2週間に及ぶハント第一弾イベントが開催され、3400万人のユーザーが参加。100のクリエーターが制作したバーチャル空間でクエストに挑みました。 様々な基準から見てイベントは成功と言えます。クリアされたクエスト数は合計で2億1200万に及び、イベント開幕当初から80万人のユーザーが集まりました。 エンゲージメントの伸びも大きく、未来の大規模イベントについて考えると胸が躍ります。 これからのプランの参考にできる知見も集まりました。
3月15日より開催されたハント第一弾は、モバイル・PC・コンソール・VRに対応しており誰でも参加できました。 クエストを5つクリアすれば得られる報酬を目当てに参加する人もいれば、 貴重な限定報酬のためにもっとクエストをこなす人もいました。 最も勇敢な探検家に贈られる無限タマゴはRobloxで過去に開催されたエッグハントを思わせるアイテムです。95以上のクエストを達成すれば入手できます。
さて、ハント第一弾の2週間を大まかに振り返ってみましょう。
- 100のトップバーチャル空間に新クエストが登場。(例: Doors by LSPLASH, Arsenal by ROLVe, Piggy by MiniToon, Catalog Avatar Creator by ItsMuneeeb)
- Video Starのインフルエンサーが素晴らしい配信を行い、これまでにないコラボや驚きのコンテンツを見せてくれました。 イベントハブに参加した人向けに、ハント限定ゴールドVaultヘッドホンのプレゼント企画もありました。
- ファンメイドのコンテンツもたくさん生まれてくれました。 楽勝 / 最難関クエストのリストやクエストの攻略法といったガイドもユーザーの手で制作されました。
ハント第一弾はクリエーターとユーザーが集まることで何が生まれるか示してくれました。 2021年のメタバース・チャンピオンのような企画が記憶に残っている人も多いでしょう。
素晴らしいバーチャル空間の数々に足を運ぶ機会としても優れた企画でした。 コミュニティからのフィードバックによれば、この手のイベントは重要な意味を持つようでした。私たちはその声に従いました。 「公式イベントが帰ってきたのはすごく嬉しいよ」とVideo StarメンバーのMegaSquadMoさんが語りました。 「イベントにすごく力を入れてるゲームもあった。 バッジクエスト達成とかアバターアイテム解放のために協力したり、久々にコミュニティが一丸となってるところを見れた。 これを足がかりに、将来もっとすごいイベントをやってほしい!」
ハント第一弾は大規模なコミュニティイベント復興の入口と言えるでしょう。 コミュニティ活性のために、これから様々な新しい取り組みを予定しています。
未来に向けて
ハント第一弾から得られた多くの学びをどう次のイベントに応用するか、すでに考えている段階です。 次のコミュニティイベントに何を期待するか、何がモチベーションにつながるか、コミュニティからは有益なフィードバックが寄せられてきました。 未来のコミュニティイベントの計画に役立つ、次のような知見が得られました。
- ユーザーは新しいバーチャル空間に幅広くトライするのが好き。
- 95クエスト完了で入手できる無限タマゴなど、過去のイベントを踏まえた要素は需要がある。
- クリエーターやインフルエンサーへの事前の働きかけは盛り上がりを高める。プレイヤーやファンに声を届けてくれる。 エンゲージメントも加速する。
- 今回のような成功を期してクリエーターと連携し、イベント運営の方向性を定める予定です。
ですが、先月のハントから学べることはまだまだあります。 RobloxのCEO、そして創立者であるデイビッド・バシュッキはフィードバックを求め、ハント第一弾に精力的に参加した一人のユーザーと、あるクエストを制作したクリエーターチームを招待する予定です。 カリフォルニアのサンマテオにあるRoblox支部でディナーを共にして、先月のイベントでの体験を元に企画のためのブレインストーミングを行うのです。
Robloxの素晴らしいところは、コミュニティの創造が原動力になっているところです。 ハント第一弾はクリエーター主導で何が成し遂げられるかの見本となってくれました。 Twin AtlasCEOのalertcoderfさんによれば、「複数の作品で圧倒的なエンゲージメントが観測された。何年もプレイしていないプレイヤーからのアクセスもあった」とのことです。 「どんな進化があったか見せるにはぴったりの機会だったよ!」
クリエーターが独自のイベントを大きな流れと関連付けてファンと共有しやすくするための新ツールも開発中です。 進化を続けるコミュニティからこれからも学び続ける予定です。 次回のハントにもご期待ください!