安全性に関するスナップショット：11月

11月の安全レポートでは、安全性に関するイノベーションへの継続的な取り組みについて、先月の進捗状況をご紹介します。

業界全体の課題に取り組むための個人識別情報検出技術：当社は、個人を特定できる情報（個人識別情報）の共有に関する厳格なポリシー違反の試みを検出・遮断する能力を大幅に強化したRoblox個人識別情報分類モデルのバージョンをオープンソース化しました。 導入以降、英語での個人識別情報会話検出率は98%に達し、他の主要なオープンソースモデルを上回っています。  

当社の製品を変更することで、ユーザーにとっての透明性を高めます：当社はプラットフォームを24時間年中無休で内容審査するのと同時に、ユーザーが規約違反を報告するためのツールを提供し、問題のある行為についての報告を奨励しています。 また、これらの報告に対する対応方法を継続的に改善しています。 当社は、ユーザーの皆様が、Robloxで規約違反を報告した際の対応についてより多くの情報を求めていることを認識しており、対応対象となるカテゴリの一覧を拡充しています。 これを受け、すべての報告のタイプについて、ユーザーの規約違反報告に対応し措置を講じた場合に、当該ユーザーに通知することになりました。 その結果、ユーザーから提出された報告に関する当社からのフィードバックは250%増加しました。

当社の製品を変更することで、開発者にとっての洞察を提供します：当社は、開発者がゲーム内で提出された規約違反の報告（例：暴言）に関して洞察を提供するための開発者向けの新しいダッシュボードを導入しました。 これにより、機能のロールバック、モデレーションの改善、ユーザー教育の拡充など、バーチャル空間を健全に保つための措置を講じていただくことが可能になります。

政策立案者、保護者、デザインパートナーとのコラボレーションによる安全性：当社は、主要なステークホルダーと提携する方法を引き続き模索しており、4つの重要な更新を行っています。 

1. オンライン上の安全性とユーザー体験を向上させるための主要な取り組みである、初回の保護者協議会の拡大を行います。これはラテンアメリカおよびアジア太平洋地域の保護者の方を対象としたもので、こちらからお申し込みいただけます。 すでに、米国、カナダ、メキシコ、ヨーロッパの200人近い多様な保護者グループから、プラットフォームの機能、ポリシー、リソースに関するアドバイスの提供のため、お申込みいただいています。

2. 今月、イングランド、ウェールズ、北アイルランドで開催されるいじめ防止週間にリソースを提供しました。 今年のキャンペーンのテーマである「Power for Good（良き力）」は、子どもたちや若者たちが声を上げ、仲間を支え、より優しい世界を育むことを奨励しています。 この取り組みには、750万人以上の学童が参加すると予想されています。

3. Robloxは、Attorney General Alliance（検事総長同盟）との協力のもと、青少年オンライン安全パートナーシップの設立を発表しました。 この多部門にわたる取り組みは、検事総長、法執行機関、テクノロジーリーダーを結集して新しい保護ツールを作成し、さまざまなプラットフォームで悪意のある行為者を追跡して妨害する能力を強化するものです。

4. ティーンエイジャーの安全に対する継続的な取り組みの一環として、Robloxは史上初のインスパイアード・インターネット誓約Amplify Youth Summit: Unmuted 2025を後援しました。 具体的にはイベント費用を支援し、参加者に移動支援を提供しました。 サミットは高校生と大学生のエンパワーメントに焦点を当て、デジタル空間におけるメンタルヘルスとネットマナーに関する彼らの視点を取り上げました。 Robloxのスタッフはワークショップを開催し、重要なポイントをまとめるために協力しました。これは、真のプラットフォームの安全性には、毎日プラットフォームを使用する人々の声に耳を傾けることが必要であるという当社の信念を強化するものです。

当社は、すべてのユーザーにとって安全で思いやりのあるプラットフォームの構築に全力で取り組んでいます。 今後も、コミュニティに最新情報をお届けし、進捗状況をお知らせしていきます。